めっき処理について

スズめっきは処理可能ですか?
可能です。
弊社では用途・規格などの要求事項に対応出来るように各種スズめっき槽を保持していますので、満足のいく品質をご提供されて頂きます。 また、あらゆる材料に適用しておりますので、是非、ご連絡下さい。
非磁性の処理可能ですか?また、どの様な処理がありますか?
可能です。
(株)MTIでは、スズめっき・無電解ニッケルめっきにて実績があります。 仕様については、確認事項がありますのでMailやTELでお問い合わせ下さい。
リン酸皮膜処理は可能ですか?

リン酸被膜処理には種類がありますので、用途による仕様を明確にお願いします。

1:リン酸亜鉛処理
最も多く使用されている。
塗装下地として使用。(耐食性・密着性の向上)
鉄鋼・亜鉛めっき製品に適用。

2:リン酸カルシウム処理
〇リン酸亜鉛処理と比較して耐熱温度が高い。(高温の焼き付け可能)
〇鉄鋼製品に適用。

3:リン酸鉄処理
〇皮膜の膜厚は1μm以下と非常に薄い。(青色・黄色などの干渉色あり)
〇リン酸亜鉛処理と比較して耐食性が劣る。
〇塗装下地として使用。
〇鉄鋼製品のみ適用。

4:リン酸マンガン処理
〇リン酸亜鉛処理と比較して皮膜の膜厚が厚い。(5~15μm)
〇摺動部品に使用。
〇鉄鋼製品に適用。

リン酸皮膜処理については、寸法や処理液などの確認が必要となりますので、ご連絡頂ければお答え致します。

材質はアルミでA2000系・A5000系・A7000系とありますが、材質はどれでも無電解Niを施す事が出来ますか?
アルミの材質はなんでも可能ですが、A2000とA5000とA7000では処理方法が違いますので、明確にお願いします。
ステンレス(SUS)に不動態化処理は可能ですか?
処理は可能です。その際、製品の寸法(図面)や数量を記入して頂いてお知らせ下さい。(株)エム・ティ・アイより折り返しご連絡致します。
溶融亜鉛めっきは行っていますか?
溶融亜鉛めっきを行っておりません。電気亜鉛めっきは行っていますので、御連絡頂ければ御相談に乗ります。
電気亜鉛めっきと溶融亜鉛めっきの違いは何ですか?
電気亜鉛めっきとは、電気分解の要領でめっき浴中に存在する亜鉛イオンを、金属原子に還元する事で鉄鋼上に付着させる方法です。 付着量(膜厚)は、ファラデーの法則を用いて計算され、電気量にてコントロール致します。
溶融亜鉛めっきとは、溶融している液体状態の金属亜鉛の浴の中に鉄鋼を浸漬させ、表面張力により亜鉛を付着させる方法です。 付着量(厚み)は、エアーワイピング(エアーを噴出し余剰めっきを除去する装置)による物理的な力でコントロール致します。
硬質アルマイト処理を施してほしいのですが、処理する事は可能ですか?
硬質アルマイト処理は行っておりません。
しかし、御相談によりご紹介する事も出来ますので、いつでも御連絡お待ちしております。
亜鉛メッキの後、クロメート処理を六価で処理したいのですが、六価でクロメート処理は可能ですか?
2006年05日に弊社は六価クロメート処理から三価クロメート処理に変更していますので、六価クロメート処理は行っておりません。
SUS303材に黒色ニッケルめっきは可能ですか?
SUS303材に直接ニッケルメッキを施す事は出来ません。
SUS材の場合は、下地に光沢ニッケル等のニッケルメッキを施した後、黒色ニッケルメッキを施します。
Sn-Co合金メッキは出来ますか?
(株)MTIでは現在出来ませんが、東京に所在する関連会社(有)元井鍍金工場で処理可能ですので、お問い合わせして頂ければ対応致します。
(株)MTIで黒色クロムメッキの処理は可能ですか?
可能です。
(株)MTIで硬質クロムメッキ処理は可能ですか?
(株)MTIでは硬質クロムメッキを行っておりませんが、外注依頼することは可能ですのでご相談下さい。

材質について

SUS300系・SUS400系・SUS600系を取り扱っておりますが、単純にめっきは可能でしょうか?
可能です。
SUS300系・SUS400系・SUS600系では材料に含まれる成分が違うため、前処理方法が違います。 方法を間違えると素材荒れを引き起こしたり、密着不良を発生させたりします。 弊社は以前よりステンレス上のめっきを得意分野とし取り組んでいます。 表面処理は、各種ニッケル・クロム・亜鉛・黒色スズ-ニッケル合金・黒色ニッケル・金など、あらゆる処理が可能です。 ご要望にお応え出来る処理をご提案させて頂きますので、是非、ご連絡下さい。

寸法について

各種めっき処理について、可能な処理寸法を教えて下さい。
弊社では各種めっきラインを取り揃えており、使用目的や寸法等による要求事項などの内訳によって処理出来る寸法が決められています。 弊社は『あったかめっき』のスローガンを大切にし、お客様に少しでも良い品質をお届けするために取り組んでいますので、寸法確認については担当部署(営業・生産管理)にご連絡下さい。
形状寸法が大きいですが、処理は可能ですか? どのくらいの大きさまで処理出来ますか? メッキ処理は無電解ニッケルメッキと亜鉛メッキです。
電話やMailでお答え致しますので、図面を添付もしくはFAXして下さい。

処理記号について

MFZn8Gと記されていますが、どの様な意味ですか?
MFZn8Gとは、亜鉛めっきを8μm以上施し、グリーンクロメート処理を行うと言う意味です。

発注・納期について

特急でメッキ処理を施して欲しい場合は対応して頂けますか?
特急品のメッキ処理も受け賜っています。
その際、数量や寸法・メッキ処理・納品時間等に大きく左右されますので御相談下さい。
見積りをして頂きたいのですが、どのようにすれば良いですか?
(株)MTIホームページにある見積りフォームを記入して頂き、メールもしくはFAXを頂ければお見積り致します。
また、材質・寸法(大きさ)・処理(メッキ)内容・数量・要求事項等を記入して頂き、図面と一緒にFAXして頂ければ、こちらから御電話致しますので担当者名を必ず記入して下さい。

その他

各種めっきの種類によって、マスキング処理を施す事は可能ですか?
防錆・耐薬品性・耐熱性に強い、めっきのマスキング剤が市販されています。
各種めっき・アルマイト処理・化学研磨等に使用でき、特に無電解Niめっきに最適です。また、手で剥がせる塗膜のため、取扱いが容易です。 但し、溶融亜鉛めっき用は炭化状態となるため、物理的な除去方法が必要となります。詳しくは図面送付して頂ければ、御相談に乗ります。